2013年6月27日

”イラクサ” のおひたし
















”イラクサ”をご存知ですか?
私もつい最近まで知りませんでしたが、ある小説の中に
出てきていつか食べてみたいと思っていた。

”イラクサ”は山菜の一種で昔はあちこちで摘めたそうだが
カナダにも生息しているのだろうか?
そんな事を考えていたら仲良しのオジャさんからおすそ分けが・・・♪
これって偶然というか引き寄せ!?

痛い草→イタクサ→イラクサ(刺草)という名前の通り
細かい刺が沢山あって素手でつかむと大変な事になるという。
でも湯がいてしまうとあら不思議・・・刺がなくなって貴重な
野菜になる。



















調べたところ、からし醤油が美味しいというので
初体験はさっと茹でてからし醤油で和えてみた。
シコシコとした食感と野生の生き生きした旨みがあって
なかなかいける。 

子供の頃、都内でもちょっと遠くまでいけば山菜が取れて
家に持ち帰って調理した記憶がある。 小さな事なのに
ものすごく貴重なものを授かったような特別な香りがした。


2013年6月25日

くつろぎの空間





















相変わらず雨の多いバンクーバー。
もう6月も下旬というのに太陽が見えず、上着は手放せない。
そんな憂鬱な昼下がり、外で寛げる場所があるというので
行ってみた。 

ダウンタウンのど真ん中、Rosewood Hotel Georgia内に
そのテラスはある。エレベーターで4Fへ上がると広々したデッキ
スペースにソファーがならび、お洒落な暖炉が備えてある。
素敵な空間だが、流石に冷えるだろう・・・と思えば
頭上にはヒーターが完備され、厚手のブランケットも用意されている。


Reflections Lounge

お洒落なオープンサンドとお茶を注文し、しばしブランケットに
包まって、ボーっと外を眺めていると雨のバンクーバーも捨てた
ものではないと思えてくる。

















あぶったツナのオープンサンドは見た目もお洒落だが
口に運んでみるとびっくりする美味しさ!
Black OliveのTapenadeにArugula(ルッコラ)がみごとに
マッチして、人生で一番美味しい食べ物に出会ったような
感動・・・、これだけでかなりの満足感がある。



















そして美味しいものを食べると甘いものが欲しくなるという
いけない癖で、アイスクリームサンドも頼んでみたが
これも素晴らしいお味。 

快晴のテラス、特に夕暮れ時はもちろん素晴らしいだろうが、
こんな雨の日だからこそこの空間のユニークさが浮き出る、
素敵な発見だった。

 



2013年6月24日

生まれ変わった”チューリップ”

















今年は春からチューリップをテーマに何度か描いているが
どうもしっくりとこない。お誕生日カードに仕上げた何枚かは
まずまずの仕上がりになったのだが、今回書籍に載せて
頂く作品をやはりこのチューリップで描きたいと思っているが
いまひとつ納得がいかない。

10月に新しいパステルシャインアートの本が出版される
予定という事で、私も作品を掲載させてもらう事になり、
花をテーマに2点お願いしている。

書籍出版についてはこちらを↓
JTBパブリッシングから5冊目の書籍出版


そこでもう一度チューリップに挑戦!

何か作品を仕上げたいと思う時はある程度時間をたっぷりとって
余裕のある状態を作らないと、自分の焦りやストレスが作品に
出てしまうので今日は気持ちを落ち着けて集中できるように
まず自分をリセット。

そのせいか、エネルギーも軽くなり、手の動きも調子良く、
自分のイメージしていた繊細なチューリップ像から脱し、
大らかにのびのび咲くチューリップが生まれた。

15cm x 15cm の小さな空間が伸びやかな空間へと
変わってゆく。絵も写真も空間もそこに魂が入ると
すべてが生まれ変わったように広がりはじめる。

10月の書籍出版、どんなご本に仕上がるのか楽しみ♪



2013年6月20日

トロピカルグリーンSmoothie





















バンクーバーはまだ気温が上がらず肌寒い日が続いているが
美味しいマンゴーの出回る季節になった。

今年も食べごろのマンゴーを沢山頂いたので早速スムージーに!

タンポポ、スイスチャード、マンゴー、ネクタリンでトロピカル風に
仕上げてみた。 苦味のあるタンポポも甘みの強いマンゴーと
コラボしたらまったく気づかないほど味がかくれてしまった。
見た目も鮮やかな黄緑色で夏らしい爽やかな色合いに。

バンクーバーの夏はフルーツの美味しい季節。
手に入った新鮮なフルーツとグリーンをその日の気分で
組み合わせ、これから暫く朝のスムージー作りも変化が楽しめる♪



2013年6月18日

Sushi ”S” でお誕生日&父の日


















毎年次男のお誕生日が父の日と近いので、この時期に一緒にお祝い。
次男に希望のレストランを聞けば「日本食!」といつも同じ返事。
そこで今回は近所の”Sushi S”に決めた。
店内がゆったりしていて大人数でも落ち着いて食事ができるし、
メニューが充実している。


















定番メニュー以外にも今回は変わったオリジナルロール系をいくつか注文。
私は普段あまりこの手のメニューはオーダーしないのだが、やはりカナダ
生まれの人達には普通のにぎり寿司よりこちらの方が人気が高い?!

↑は ”Tarantula Roll” 黒米を使って、クリームチーズ、アボガド、カニかまぼこ
などの具が沢山、このトッピングは私にはクリスマスに見えてしまう・・・。
でもお味はなかなか、黒米が少しモチモチっとして美味しい。


















こちらは”Dragon Roll"
ゆでえび、アボガド、きゅうり、うなぎなどが入って、彩り鮮やか!
盛り付けもお皿の上にドラゴンがデザインされて見た目にも楽しい。

普段、変わりロールには馴染みがなかったけれど、伝統的な握り寿司とは
違う料理と思うと楽しくて美味しい・・・♪

次男君、お誕生日おめでとう!
これからも元気で楽しい毎日が過ごせますように。



2013年6月16日

夏はBBQでリブ
















夏はBBQの季節!
週末にお友達が遊びに来たのでメニューはBBQリブとチキンにした。
BBQはデッキに出しっぱなしなので1年中使っているが、それでも
やはり太陽が出て気持ちの良い季節になると出番が増える。

リブはここ2年ほどDry Rubを使う方法が主流。
以前は下茹でし、ソースをマリネして焼くという方法だったがとにかく
手間がかかる。ゆでるリブは数日前に準備ができ、マリネした状態で
冷凍しておけば焼くだけで簡単、肉がほろっと骨からぬけるほど
柔らかく仕上がるのが良い。ただし茹でる過程で肉の旨みは抜けて
しまうのが難点。

そこで数年前にDry Rubを試してみた。確かに時間はかかるが手間は
まったくかからない。 Dry Rubを刷り込んでBBQに入れて3時間ほど
スローロースト、最後にお好みでソースを絡めて味を調整したら完成。
肉の脂がまだ少し残り、ちゃんと肉の旨みがあって味も市販のBBQソース
より数段美味しい。肉に少し噛みごたえはあるが、これは骨付き肉の
醍醐味!今回も満足な出来栄え♪




















チキンはライム・オリーブオイル・ガーリック・塩・コショウ・パセリ・たまねぎを
混ぜ合わせたものに1時間ほどマリネして焼くだけ。
このシンプルなレシピが一番美味しい。
お好みでロックソルトや粒コショウをちょっとかけていただくとビールが進む。

付け合せにはキャベツのコールスローにマッシュルームのチーズ焼き。

残念ながら外はちょっと涼しいのでデッキで食事はしなかったが
楽しい夏の夕暮れ、久しぶりに肉料理を堪能した。

2013年6月13日

地中海の香り ”Sol Sun Belt”

















近頃ダウンタウンのCoal Harbourエリアは遊歩道もきれいになり景色の良い場所に
次々とレストランやカフェが立ち並ぶようになった。
気持ちの良い夕暮れ時に"Sol Sun Belt Cookery"にやって来た。
Moroccan風 Tapas&Mezzes?のお店という事で楽しみ。


Sol Sun Belt Cookery





入ってみると店内はこじんまりと小さいが白木のテーブルがすっきりと好印象。
太陽が気持ちよいのでテラス席もいっぱいだ。メニューの種類は多くないが、
ちょっと他とは違うユニークなひねりが感じられる。

注文してまず出てきたのが"Deep Fried Stuffe Olive" 。
おつまみとして注文したこのオリーブのパン粉フライが物凄く美味しい!
私は始めて食べたが、あまりに美味しくてあっという間に無くなってしまった。

そして前菜として "Nicoise Salad"  "Mushroom Brushetta"  "Humboldt Squid Steak"
などが運ばれてきた。どれもソースやチーズの使い方が地中海風・・・、
確かに一般的な北米料理とは一味違った味わいで盛り付けもカラフルでいながら
気取りすぎない演出がされている。





 
こちらはメインの"Rump of Spring Lamb"  と "Blackened Grilled Halibut"
 
 

















ラムは癖がなく柔らかくてジューシー。 オヒョウにはマンゴーの入った甘めのソースが
かかり、ケールのソテーが添えられている。


















 ワインと食事でかなり満足したところで、デザートにはMorocco風ドーナッツ?
名前は忘れてしまったがモチモチっとした揚げパンにチョコレートをディップして頂くと
美味しい♪ これもあっという間にプレートは空に・・・。
この手のドーナツ菓子は北米のものよりヨーロッパ、特に地中海方面の揚げパンが
一番美味しいと思う。



















どの料理も素材の味がきちっとありながら、オリーブ、チーズ、ケイパー、
バルサミコ、etcの引き立て役が時々主張し、見事な香りとバランスを保っている。
久しぶりに、「もう一度食べたい」と思う料理を楽しんだ。

2013年6月10日

美味しいギフト Edible Arrangements

















花束のような可愛いアレンジメントをフルーツでつくりあげる
"Edible Arrangements"がうちの近所にもお店を開けた。
プロモーションでお安くなっていたチョコレートディップ・フルーツの
アソートメントを1箱買ってみた。

Edible Arrangements


Webサイトを見ると華やかで楽しげなフルーツのデコレーションは
どんな方に送っても喜んでいただけるちょっとお洒落なギフト。
種類も色々あってみているだけでも楽しいし、お店では
フルーツパフェやスムージーも売っている。

バナナ、りんご、イチゴの3種類にスイートチョコがかかった
デザートはどれも魅力的。そしてこの3種類の中では期待とは
裏腹になんとりんごが一番美味しかった。

”イチゴ”はフルーツの味が薄くてチョコレートに負けてしまっているし
”バナナ”は甘くてクリーミーなので美味しいけどちょっとしつこい?
”りんご”はほど良い酸味と歯ごたえがスイートチョコと抜群の
コンビネーションで今回はりんごが一番人気。

お家でも色々なフルーツを切って、チョコレート・フォンデューを
やってみよう♪



2013年6月4日

Gastownのビストロ"Lily Mae's"





















週末に思いがけず時間がぽっかり空いて一人で過ごすのも勿体ない・・・、
お友達に連絡して二人でブランチにと出かけた。
場所はガスタウン、以前から気になっていた小さなフレンチビストロ。
古い建物をそのままレストランにして、とても小さな店だがヨーロッパの
ビストロ風でなかなか可愛い。

Lily Mae's


時間がまだ11:30と早いのに店内はすでに半分うまっている。
今日はブランチメニューのみなので、私はお決まりのエッグベネディクトと
ラテを注文。でも今日選んだベネディクトはカニとアボガド入りで定番の
ハムとはちょっと嗜好が違う。


















運ばれてきたプレートは白のお洒落な角皿。新鮮なグリーンとベリーが
添えてあり、色がとてもきれい。カニ、アボガド、トマト、ポーチドエッグに
ホランディーソースがかかってお味も良い。




















ミルクピッチャーや小皿はアンティーク。
店内にもアンティーク調の小物が配されており、お料理も手ごろなお値段。
北米風の雰囲気とはちょっと違うこじんまりと洒落たレストランに行きたいとき
には良い感じ、ぜひDinnerメニューも試してみたい。

お腹が一杯になったので、久しぶりに街を散歩!
いつもあまり歩かない街をぶらぶら歩くと観光客気分、風景まで新鮮に写る。

2013年6月3日

"Wild Rice" New West店
















ダウンタウンにある"Wild Rice" がNew Westminster Quayに新しく
お店をオープンしたと聞いて気になっていたので行ってみた。

場所が良く分からず、車を止めてからあちこち歩いてしまったが
Quayの真ん中辺り、Fraser Riverに面したところに入り口があった。
お洒落・・・というよりかはカジュアルな店構え、大きな窓から日が入り
景色が見えて店内も広々と落ち着くセッティング。

ワンタン・スープ、イカのフライ、Kung Pao Chicken、 BBQ Pork Rice、
を頼み、そして今日は白ワインで乾杯。



















イカフライにはローストしたライムが添えてあり、フライの衣がちょっと
変わった食感、竜田揚げ風なので片栗粉を使っているのかな?

楽しみにしていたKung Pao Chickenはトラディショナルな中華風というより
ちょっとタイ風?! 下にはRice Noodleが敷いてあり結構辛い。

































器を見るとボリュームがあまり感じられないが、食べてみると
お腹が一杯で食べきれず、残りはお持ち帰りにしてもらい、
デザートの入る余裕はなかった。

わざわざダウンタウンまで行くのは面倒だが、ここなら家から近いし
ちょっとモダンなアジアン・フードをお酒を飲みながら楽しむには
お薦め。 

子供が幼い頃はこの辺りにもよく遊びに来て川沿いを散歩したが、
だいぶ長い間来ていなかったように思う。
久しぶりに訪れたNew Westminsterは周りの様子やお店も様変わりし
懐かしさと共に楽しい夕暮れのひと時だった。