2013年9月8日

何を食べるか?






去年電話インタビューをしたAdamの記事に、私が最近気になっていた事が
書かれていた。Adamaはヒーラーとして既に活躍しているが、今年大学を
卒業しNaturopathic Doctorとなって近々バンクーバーにクリニックを開くので
また人気が高まるに違いない。ヒーラーと言ってもAdamは雲の上の抽象的な
話をするヒーラーとは違い、現代っ子で一般の人が分かるような具体的な
アプローチをするので共感が持てる。

今回の書き込みは私達の食生活について。

Ridiculous Nutrition Myths


内容を信じるとか何が正しいかは正直分からないので議論するつもりはないが、
情報が多様化しすぎて振り回されている人々の心模様が感じられる。

最近では肉がよくないから魚を食べろとか、青魚にはオメガ3が豊富
だから食べた方が頭がよくなるとか、とんでもない常識があちこちに
飛び交っている。その一方では水銀や有害物質、特に養殖魚の薬漬け
状態を懸念する情報も多い。食用にしている大型魚が海から消える日も
近いらしいし・・・。生鮮食料品のポストハーベストによる害、オーガニック
だってどこまで安全かは実際私達には見えない・・・。
いったい何を食べたらよいのか?!

大切なのはまず情報に振舞わされない。情報はあくまで知識として
蓄え、その上で自分の体の声を聞く。

これだけ社会に人工的なものが広がり、人間としての感性を惑わす
ような環境で生活していると自分の体の声が雑音に紛れて聞こえなく
なってしまう。何を食べると体が喜ぶとか、調子が良いとか、気分が
良いとか・・・そういう感覚を無視して何が大事かは語れない。
そして皆ユニークで誰一人として同じ人はいないのだから、その人に
とって良いもの、効果のあるものが必ずしも万人に通用するとは限らない。

情報を蓄積してコントロールしようとするより、自分の体に聞いてみる。
そして食べるときは、感謝して、楽しく、美味しく、バランスよく。
食はその人を作り、食べ物は心身すべてに影響する。

人は周りに答えを求めるが、答えは必ず自分の中にある。
食べ物も同じ、分からなくなったら自分の体に尋ねてみよう、
何を食べたら良いのか教えてくれる。

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