2010年11月16日

Japan Trip Day 2

二日目は神戸→姫路→倉敷へと移動です。

朝は六甲山ホテルの部屋から日の出を眺めて1日が始まりました。
正直ちょっと期待していた老舗の「六甲山ホテル」は古すぎて、確かに格式はあるけど
かなり老朽化した感じでした。 でも立地条件はさすが、この日の出を拝んで朝を迎え
られるのは幸せ、眼下には朝日と共に神戸港を見降ろして一見の価値ありです。




神戸を後にし、最初に姫路城へ向かいます。でも姫路城は現在大天守保存修理工事中の為
見学が出来ませんので姫路城西お屋敷後に作られた庭園「好古園」を見学。
「好古園」は各お庭を池や水で結んだ回遊式庭園で入り口を入ると鮮やかなもみじが出迎えて
くれました。 丁度ほどよい紅葉具合で、まだ一部色づいていない部分も残っていましたが、
その方が朱色が鮮明で紅葉した葉も生き生きとしています。 お庭の作りはこじんまりとしていて
茶室や各テーマに沿った庭園がいくつか続き気持ちの良いお散歩でした。



水の流れと紅葉した木々がとてもバランスよく配置されて
どんな角度から眺めても穏やかな気持ちになります。
もみじの葉が光を浴びて自然は艶やかな朱色のグラデーションを作ります。



次に訪れたのは「旧閑谷学校」、1666年から1600年代後半に庶民の為に作られた
初めての学校だそうです。
これがまたまったく予備知識もなく期待もなく訪れたのですがなかなか素敵なところでした。
周りには何も無い山奥にひっそりと佇む講堂と聖廟、そして中国山東省の孔子廟から
持ち帰った種から成長した「楷の木」が特徴的で、11月にはこの「楷の木」の紅葉を観に
沢山の方がいらっしゃるそうです。講堂に入ると床はつやつやに磨かれ、ひんやりとした
空気が漂い、昔の人はこんなところでお勉強したのかな・・・と不思議な感覚を覚えます。





校門の裏右手に写っているのが
オレンジに紅葉した「楷の木」




昼食後は日本三名園のひとつ「後楽園」を散策。
有名なお庭なので期待して行ったのですが、その前の「好古園」と「旧閑谷学校」が
思いの他素敵だったのでちょっと見劣りしてしまい、そろそろ足も疲れたので
散策よりお茶にしました。 久しぶりのお抹茶! 疲れた体に甘いものとお抹茶は
美味しいご褒美です。 最近お抹茶を頂いていなかったので、今回は久しぶりに
自宅用にお抹茶を購入、バンクーバーの家でも頂こうと思います。




そして本日最後の観光場所「倉敷」に到着です。
倉敷は江戸時代、天領として栄えた商人の町でもあったところ。
中でも倉敷美観地区の町並みは、白壁の屋敷、江戸情緒溢れる建築様式、倉敷川沿いの
柳並木と、どこを撮っても絵になって江戸時代にタイムスリップしたような町並みです。




そして夜には明かりが灯されてお昼間とは違った素敵な風景が楽しめます。


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