先日家族でマジックショーに行って来ました。
ラスベガスで行われるような華やかなショーではないけど
色々な事を考えさせられるひと時でした。
「A Magical Evening / Celebration the Child in all of us」は
友人の会社の同僚の方が毎年この時期に開催している
チャリティーイベントです。
このご家族は数年前に当時6歳だった息子さんを病気で
亡くされそれからこのイベントを続けています。
Celebrate the Child
自分の息子の死を悲しむのではなく、生まれてきてくれた事に
感謝し、今自分達の出来る事 (=苦しんでいるほかの人々や
子供達に少しでも助けになる事)をするという精神から沢山の方々の
ドネーションやお手伝いを受けながらこのようなイベントを毎年
開いています。
海外に住んでいると、チャリティー、ドネーション、ボランティアーと
いった事が当たり前に日常で行われています。
そして自分達に起こった事、悲しみも喜びも人に伝えるという事が
普通です。日本人は伝統的に人に自分の事を伝えるのは下手ですし
そういう個人的な感情を現るにする事に躊躇を感じます。
それはそれで良い風習なのかもしれませんが、こういった欧米的な
シェアリングは皆が繋がっているという感覚をもつことで孤独感や
閉塞感を癒す事になるのだと思います。
自分を守る為に精一杯になっているとますます孤独になりエネルギーの
循環が滞ってしまいます。 自分を外に向けて開くというのは一種の
勇気がいるかもしれませんが、新しいエネルギーを受ける為には
今自分を満たして満杯になっている何かを手放し新しいものが入ってくる
スペースを作らないとなりません。
自分を守るのではなく、自分を手放し力を分かち合うことでそれ以上の
ものを自分が受け取ることになるからです。
チャリティー、ドネーション、ボランティアーは片方の側から一方的に
お金や労力を提供するものではなく、皆が繋がる事でエネルギーの
循環が行われ、提供する側も受ける側も同じプラットフォームで
何かを感じ受け入れる事なのだと思います。
個人の事情や状況が何であれ、そこに居合わせている皆が
「今」に感謝できるとても素敵な夜でした♪